墓前・仏前の前で少しくらい違うことをしたって、ご先祖様は許してくれると思います(笑)
だけど、親戚・友人の家に行って同じことをしたら恥になるかも知れません。
最低限のマナーは知っておきたいですね。
お供え物を用意する際のマナー
仏前のお供え物は、のし紙で包装するのが一般的です。
49日が済んでいない場合は白黒の水引がプリントされているのし紙で包装します。
それ以降であれば双銀を使用します。
NGなお供え物
- 殺傷をイメージさせるので魚介類
- 花をお供えする場合は棘・匂いのきつい花
- 日持ちしないもの
- 高額すぎるもの
これは一般的にお供え物には不向きと呼ばれるものです。
しかし、これがOKの場合もあります。
例えば、故人の好物が魚介類だったとか、
バラの花が大好きだったとか。
最低限のマナーはあるけれど、故人の好きなものや雰囲気を大切にして選ぶといいですね。
お盆に紅白の水引を使用するのはお盆礼
お仏前に、紅白の水引を使用したお供えをする人もいます。
これは、お盆例といい子供から親へのお見舞いの贈答品となります。
お盆礼の場合は紅白の水引で結び切りが使われます。
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お供え物にしたいもの
食べ物ならば故人が好きだったものを持参するといいですね。
その際は日持ちするものを選びましょう。
その他、ご先祖様をお迎えして感謝する気持ちを込めてお花や季節の飾りなどもオススメです。
香食(こうじき)と呼ばれ、ご先祖様は香りを食べるとも言われています。
いい香りのするお線香や、見た目の素敵なろうそくもオススメです。
現代ではお土産(お盆礼)を仏前に供えることもありますが、マナーは、どこに行っても通用するので最低限のマナーは押さえておきたいですね。
お土産とお供え物の違い
お土産(盆礼)
- 家族にあてたもの
- 水引は紅白
お供え物
- ご先祖様にあてたもの
- 水引は双銀(地域による)
- ちょっとしたマナーがある
最近では、マナーよりも故人やそのご家族を想った贈り物をする人が多いです。
しかし、基礎があるからこそ応用があるのと同じで、マナーを知っているからこそ常識をわきまえた贈り物ができます。
最低限のマナーを知って、大人の振る舞いを目指しましょう。