ついに東北にも春がやってきました∪^ω^∪
桜が咲いたよ!
ママちゃん、一生懸命に写真を撮っているけれどうまく撮れないみたいだよ^^;
気づいたら、とても変な格好をしながら撮影していたから知らない人のふりをしたよU=À=;U
梅が咲いて、桃が咲いて、桜が咲いて、春が一気に来た感じ。
今日、朝の散歩に行ったら梅は散り始めていたよ。美人薄命だね。
ところで、この3種類の花の違いってわかる?
梅と桃と桜の違いって?
一番簡単な見分け方は花びらを見ることだよ。
梅の花
雪がまだ積もっている時期から、ゆっくりと時間をかけて満開になって行く梅の木。その見頃にはそれぞれの時期があるんだよ。
1本の木から、蕾・咲き始め・満開の花と、それぞれを楽しむことが出来るその様子から、古くから家の末長い繁栄を祈って、めでたい縁起物とされて来たよ。
梅の花びらは5枚。まんまるだよ∪○ω○∪
桜と違って、花柄が短くて枝にくっついた咲き方をしているね。
梅の木の幹
梅の木は桜や桃と違って、色も黒いしゴツゴツした岩のようだよ。
梅の木の老木は、その見た目が、貫禄があると言われているんだよ。
写真:環境省
梅の花を愛した歴史上の人物って誰かわかる?
梅を愛した勉学の神様
勉学の神様としてとっても有名な、菅原道真(すがわらのみちざね)。
彼が京都から太宰府(福岡県)へ左遷された時、彼の愛した梅に対して読んだ句にも梅が登場しているよ。
「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
春の東風が吹くようになったら、花を咲かせて香りを届けておくれ、梅の花よ。 私がいなくても、春を忘れないでいておくれ。
解説:彼は、もともと低い身分でしたが、学問に優れていたため、右大臣にまで出世しました。 当時の左大臣の藤原時平からねたまれ、あらぬ罪で、大宰府に左遷させられました。 その時に、梅が大好きだった菅公が京都の紅梅殿の梅に向けて詠んだ歌のようです。
引用:ことわざ学習塾
道真が亡くなってから祀られている、日本各地の天満宮には梅まつわる神紋が使用されているよ。
写真:太宰府天満宮
梅の木は、ずんぐりむっくりしていて、てっぺんの方に細い枝が突き出ているよね。変な形だなって思っていたけどそれにも理由があるみたい。
梅が綺麗に見えるポイントは枝ぶりが大事
“桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿”っていうことわざを知っている?
梅の枝は、きちんとせんていした方がいいんだよ。なぜかというとね、
梅は枝を切らないと、枝が伸びて葉が茂りすぎたり、増えすぎたりして日当たりが悪くなるんだよ。そうすると、梅の実がなりづらくなるんだよ。
写真:岐阜の旅ガイド
梅の木は、むしろ剪定してあげた方がいいんだね。
害虫のアブラムシも増えるんだって・・・U゚Д゚U
その昔、古梅(老木)には、そのしっかりした幹に可憐な花がついてそれは尊い存在としてされて来たんだって。
確かに、樹齢の長い梅は、本当に見応えのある圧巻の迫力だよね。
写真:岐阜の旅ガイド
梅の老成の美を表す語。「疎」は枝のまばらさ、「痩」は木の肌のごつごつ感、「横斜」は横や斜めに延びている様子。梅は、くねくねとした枝模様が良いとされ、剪定して老木のように見せる栽培がある。
引用:Hatena Kyeword
“桜は花を見て、梅は枝を見る”という大人の楽しみ方もあるんだよ。
梅の花は多種多様なんだよ。
梅を見るときは、一つ一つの花を見るのもいいけれどその枝ぶりを見て歩くのもオツだね!