12時更新
発射されたミサイルが弾道ミサイルであるとか、ミサイル発射などの明確な時間、各地の様子がさらに内容濃く伝えられています。
やはり、Jアラートが鳴った地域の方々のほとんどが、何もすることが出来ないまま時間を過ごしていた様子です。
理由としては、
- どこに逃げたらいいのかわからない
- どうしていいかわからない
ということが主に挙げられていました。
そりゃそうですね。
あんな早朝に、聞いたこともない不穏なアラームと、「北朝鮮からのミサイル」。
誰だって、すぐに逃げることなんて出来ない状況でした。
そう考えると、やはり前もって避難訓練のようなシミュレーションを行っておく必要があると感じます。
9時更新
ニュースでは、新しい情報が次々に公開され、各地の映像が流れています。
しかし、今朝方は全く情報がない上に、警報音と怖い避難映像と情報だけが流れていました。
こういった目で見て耳できことの出来る情報が、どれだけ安心出来るものなのか。
改めて感じています。
8/29(火) 5:58頃
北朝鮮からミサイルが発射されたと情報が流れました。
まだ眠っていた頃、Iphoneの警報が鳴り響きました。
まだ眠い目をこすりながら「なに?」とiphoneを手に取るとすぐに、
政府が人工衛星を通じて自治体などに緊急に情報を伝えるJアラートが外で鳴り響きました。
初めは、最近の天候からまた災害か、もしくは地震なのかと考えましたが、すぐに「北朝鮮からミサイルが発射された」と情報が流れました。
まだ起きて間もなかったのですがすぐに目が覚め「どうしよう!」とパニックになりました。
すぐにテレビをつけて情報を確認しました。
画像転送:NHK NEWSWEB
こんな画面が、流れていました。
怖すぎ!
頑丈な建物⁉︎ 地下⁉︎
そんなの近くにある⁉︎
ミサイル発射の情報が流れてからすでに5分は経過しています。
外に出て避難した方がいいのか、自宅でじっとしていた方がいいのか。
もうパニックです。
避難用品をしっかりと用意していなかった私たちは、なにを準備したらいいのか、ただあたふたするばかり。
そんなものを準備している間に、ミサイルが落ちてくる可能性もある。
ニュースで最新情報も確認したい。
右往左往して、どうしようどうしようとあれにこれにカバンに詰め込んでいる間にも、早く避難しようという声が・・・。
今、私たちは災害経験などから避難用品を準備しておくことは必須になっています。
避難場所や家族の連絡経路などもしっかりと明確にしている人も多いのではないでしょうか?
今回のことで、わたしの危機管理はなお強くなりました。
わたしが感じたことを少しお伝えしたいと思います。
Contents
逃げることが可能な時間
今回、自宅から避難することが出来た時間はおよそ10分程度。
なんならもっと少ない時間です。
その理由として挙げられることは、焦りやパニックが起こったから。
5:58頃、北朝鮮からミサイルが発射されたとJアラート(国民保護アラーム)が流れました。
ほぼ同時刻にIphoneの警報も鳴り響きました。
その後、
明確な時刻はわからないのですが、NHKテレビで太平洋を通過とニュースが流れました。
しかし、ニュースが流れた時刻には、すでにミサイルは太平洋を通過したという過去形のニュース。
6:07 ミサイル発射からわずか9分で北海道地方から太平洋へ通過。
6:12 ミサイル発射から14分で襟裳岬東方の太平洋上に落下しています。
6:14 ミサイル発射から16分でJアラートが再び鳴り、「また?」と思ったらミサイルが通過したという情報が出ました。
ミサイルが太平洋に落下したと情報が出るまでのおよそ14分間、どれだけ不安だったか・・・。
正直、逃げている時間はないような気がします。
すぐに逃げる・避難することが可能なように出来ること
冷静に慌てずに避難するにはやはり、防災用品をしっかりと準備しておくことが必要不可欠です。
今回わたしが経験したことから言えることは、
これさえあれば大丈夫というものを、リュックに入れて置く。
持病のある人、ペットのいる方は特に、準備に細心の注意や気配りが大切です。
ミサイルは10分もしないうちに到達します。
その間、1秒1秒が大切になって来ます。
どこに逃げたらいいのか
今回のミサイル発射では、頑丈な建物や地下に避難するとあります。
しかし、そんな場所はそうそうに見つけることが出来ません。
実際、私たちも「どこ⁉︎」となりました。
なぜ、頑丈な建物や地下に避難するのか
ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには屋内(できれば頑丈な建物)や地下(地下街、地下駅舎などの地下施設)への避難が有効だからです。
引用:大紀元
避難施設として指定されている場所を選べばいいのか
避難施設として指定されているかどうかにかかわらず、近くの頑丈な建物や地下施設に避難してください。
引用:大紀元
もし、自宅近くに地下鉄や地下のある建物や頑丈な建物がなければ、窓のない部屋に移動することがいいとされています。
爆風や破片を防ぐように心がけることが大切ということだと思います。
地震や豪雨など、天災時の避難とは少し違う避難の仕方なので覚えておくといいです。
もちろん、今回のことを機に、自宅近くの安全な場所を市役所や県庁などに訪ねておこうと思います。
車にいた場合
車は、すぐに何処へでも移動出来るので安全な気がします。
しかし、ミサイルが落ちた場合、車の燃料に引火する可能性があるので、やはり車から降りて近くの頑丈な建物に避難しましょう。
改めて大切だなと感じた防災グッツ
・ラジオ
ミサイルの場合、常に新しい情報が必要不可欠です。
今どうなってる?まだ飛行してるの?落ちたの?どこらへんを飛んでるの?
情報がないことは、ただの不安でしかありません。
出来れば、情報を目でも確認したいですが難しいのでラジオは必須です。
・リュック
手提げカバンは、手がふさがるので不便でしかありません。
収納力の高いリュックを用意しましょう。
・靴
この時期、玄関にはサンダルを出している方が多いと思います。
走りやすいように、しっかりと足を固定する靴をすぐに出せる場所に用意しておきましょう。
まとめ
- 避難する場所は、自分でしっかりと確認する
- 家族や大切な人との連絡経路などを再確認する
- これさえあれば大丈夫という避難用具を見直す・準備する
- 電池や電波などに囚われない最新情報を収集出来るラジオなどを用意する
私たちが、この情報を受けた際、実際に避難している人はほとんど(いや全く)いませんでした。
なんなら恥ずかしいほど誰もいなくて。
しかし、こういった場合自分の身を守れるのは自分しかいません。
そして、生き残ったからこそ大切な人や大切なペットを守ることが出来ます。
防災グッヅにお金をかけても、仕方ないと思っている人がいるかも知れません。
確かに、その通りだという気持ちもわかります。
しかし、今回のような“不安”に脅かされる時、こういった防災グッヅがどれだけ安心をもたらしてくれるか。
大切な人が、離れていた場合。
大切なペットと一緒に避難出来る為に。
少しお金をかけてでも、確実に役に立つ・守ってくれる用品を選ぶ必要があります。
今朝は本当に、怖かったです。
この先も、しばらく北朝鮮のミサイルを心配する状況が続くでしょう。
これを機に、もう一度災害時の用具や経路などを見直して欲しいと思います。
そして、離れた場所に家族がいるならば見直しを進めてください。