これから犬を飼おうと思っている人。
すでに一緒に生活をしている人。
犬のことをよく見て感じて、うまく生活していくための気持ちを身につけましょう。
よく聞く言葉に、「エネルギーの流れ」という言葉があります。
自然豊かな地球で暮らしているからには、無意識でも常に感じ取っている大切なことであります。
エネルギーと犬にどのような関係があるのでしょうか?
今回は視点を少し変えて見てみたいと思います。
動物や植物、もちろん人間、生命あるものには“エネルギー”があります。
波動・振動が生まれるからです。
空気中のエネルギーは目には見えないので、目を中心に情報を得る人間にとって無視してしまいがちな、目に見えない力です。
呼吸も鼓動も細胞の生死も動きであり、言葉はもっと強い波動になると思います。
エネルギーの流れは常に身近な所にたくさんありますね。
愛犬とエネルギーコミュニケーション
犬を理解するには“感じる”心を持つこと
コミュニケーションは言葉(文字)の意味だけでなく、表現力・仕草や表情・雰囲気・周辺の空気感などからでも相手が発しているエネルギーを読み取ることで理解できることが多くあります。
調子がいいかな?悪いかな?、安定しているかな?不安定かな?、喜怒哀楽のどれだろう?など、それは「考えてわかるもの」ではなく、「感じてわかる」ものなのです。
KY(空気の読めない人)という言葉が流行りましたが、犬とコミュニケーションを行うセンスも同様で、空気が読めるか読めないかで大きく違いが出ると思っています。
犬は言葉を使わない生き物ですので、犬の心を理解するにはこのセンスがより重要になります。
犬と上手にコミュニケーション(相互理解)するには、エネルギーだけだ!と言っても過言ではないくらい重要なものです。
犬は“言葉”ではなく“表現”する生き物
犬を理解するために、犬の生態、主にボディランゲージ(カーミングシグナル)を学ぶことも大切なことです。
犬も言葉ではない言葉をたくさん表現する生き物です。
理解できればできるほど、驚きの表現力を持っていると感じます。
知識として学ぶことでもセンスは磨かれて行くと思います。
愛犬をよく観察することで感情を読み取る
犬の感情を知るには、犬全体の様子を見るようにし、エネルギーの変化を直感で意識してみてください。
興奮の度合い・警戒・恐怖・喜び・驚き、様々な感情が読み取れるようになります。
感情に反応し行動することで、コミュニケーションは始まります。
人間側からのコマンド(指示)で犬が応えるというコミュニケーションだけでなく、まずは人間側が犬を知り心理を理解する。
それこそが、犬とのコミュニケーション上手になる第一歩だと思っています。