GWめがけて、山菜が続々と採れ始めます。こしあぶらもその中の一つです。
山菜の中では、比較的食べやすいこしあぶら。
山菜の王様がたらの芽なら、コシアブラは山菜の嬢王様です。
山菜の多くはあアクがあるので天ぷらとして食されることが多いです。
コシアブラも同様、天ぷらにして食べるとサクサクでとても美味しいですが、我が家の食べ方でもトライしてみてください。
Contents
コシアブラの食べ方
写真左の方が成長した芽です。大きくなりすぎると、茎の部分が茶色く太くなって行き、硬くなって行きます。その場合は硬い部分を落とせば問題なく食べることができます。(味や風味は損なわれます)
右のほうが、新芽です。この時がイチバン香り高く、美味しいとされています。
コシアブラは、木の新芽です。切り取った部分にまだ木の部分が付いている場合はこれを切りおろします。
先端に付いている袴の部分も手で外して行きます。
この時、芽がバラバラになってしまうことがあるので気をつけましょう。
我が家はある程度成長して、手のひら大になったこしあぶらも、硬い部分を落として天ぷらにして食べます。
天ぷら
ふきのとうが終わり、たらの芽、こしあぶらと山菜の天ぷらのパレードです。
大根おろしやもみじおろしでさっぱりすると、食べやすいです。
天ぷらの場合は、灰汁抜きは不要です。バラバラになったこしあぶらでも、天ぷら粉でまとめて上手にあげられます。
揚げたての天ぷらに、塩をパラパラとかけて素材の味を楽しむことがオススメします。
アレンジ
これを人参や玉ねぎ、枝豆などと一緒にかき揚げにします。季節的にも気温が上がりさっぱりと食べたい時にサラダうどんや冷たいそばと一緒に食べます。
食べやすくてお腹も満足です。
こしあぶらご飯
炊いたご飯に、茹でたこしあぶらと塩昆布、味が足りなかったら塩と味しょうゆを少し足します。
昆布から茶色い色が出るので、時間が経つとご飯が茶色くなってしまいます。色を綺麗にしたいのであれば、昆布は食べる前に入れることをオススメします。
コシアブラも同様、食べる前に入れると一番香りがいいです。ジャーの中で保温しておくと色も悪くなり香りも失われます。
私はこの食べ方が一番好きで、超美味しくて何杯も食べれてしまいます。
こしあぶらの香りがふんわり鼻を通る絶品!
我が家のアレンジ
常温で冷えても美味しく食べれます。余ったら翌日おにぎりにしてお弁当にどうぞ。
のりを巻くのがもったいない美味しさです。
こしあぶらチャーハン
混ぜご飯の応用編です。我が家では主に、成長したこしあぶらを使用します。
細かく切って、チャーハンにします。具は、シンプルにしたほうがよりコシアブラの風味を感じることができますが、ベーコンやねぎ、卵を入れても美味しく食べられます。
味付けは醤油をベースにした和風味。
子供も食べやすい調理法ではないかと思います。
超簡単!茹でるだけ
我が家はこの食べ方が一番多いです。
アクの少ないこしあぶらをサッと茹でて、マヨネーズをつけるだけ。
シンプルだけど、飽きない美味しさです。味しょうゆやしょうゆマヨでもいいですね。
初モノは、素材を味わうのがイチバン!
コシアブラの保温方法
冷蔵保存
我が家は基本的に冷蔵庫で保存です。
風味を損なわないために、2・3日で食べきることがオススメですが、2・3日を過ぎても十分美味しく食べることができます。
山菜は、乾燥しないように、霧吹きをかけた新聞紙で優しく包み、野菜室で保管しています。
密閉せず、空気が流れるようにしておくといいです。
茹でてから冷蔵保存
お湯でサッと茹でてからタッパに入れて冷蔵庫で保存しておきます。
その後簡単に調をすることができるのでオススメです。
マヨネーズで食べてもよし、ご飯にあえてもよし、春の山菜スパゲティにしても美味しいです。
冷凍保存
我が家では冷凍保存をすることはありません。
しかし、冷凍しておくこともできるそうです。
長期間保存したい場合は冷凍します。その場合は、薄めの塩を加えて沸騰させている湯の中で1分半程度固めに茹で、氷水に落としてしばらくそのまま水にさらしてアクを抜いた後、よく水気を切って小分けしてアルミやステンレスのバットに広げ一気に冷凍します。凍ったものを小分けしてラップなどで包み、保存袋に入れて冷凍しておきます。更に長期間保存する場合はタラの芽と同じように塩漬けにします。
引用:旬の食材百貨