犬の問題行動を減らすには、飼い主がリーダー性を身につけることがポイント

犬と暮らす際にはよく、「飼い主さんがリーダーになりましょう」といわれます。

なぜでしょうか?

それは、心の安定した飼い主さんが良きリーダーになることで、愛犬の心も安定するからです。
犬にとって良いリーダーとは、どんなリーダーなのでしょうか?
飼い主さんが持つべき、リーダー性を学んでみましょう。

良い飼い主とは、愛犬がついて行きたいと思う飼い主になること

以前こんな記事を見てハッとしたことがあります。
ボスは部下を追い立てる。 →リーダーは人を導く。

  • ボスは権威に頼る。
    →リーダーは志、善意に頼る。
  • ボスは恐怖を吹き込む。
    →リーダーは熱意を吹き込む。
  • ボスは私という。
    →リーダーは我々という。
  • ボスは時間通りに来いと言う。
    →リーダーは時間前にやってくる。
  • ボスは失敗の責任を追わせる。
    →リーダーは黙って失敗を処理する。
  • ボスはやり方を胸に秘める。
    →リーダーはやり方を具体的に教える。
  • ボスは仕事を苦役に変える。
    →リーダーは仕事をゲームに変える。
  • ボスはやれと言う。
    →リーダーはやろうと言う

引用:COROBUZZ〜【なるほど、納得】的確に表した「ボスとリーダーの違い」に考えさせられる〜


写真:COROBUZZ〜【なるほど、納得】的確に表した「ボスとリーダーの違い」に考えさせられる〜

 

これは、イギリスの高級百貨店チェーン「セルフリッジズ」の創業者、ハリー・ゴードン・セルフリッジの言葉を日本語訳にしたものです。

この言葉は犬と接する際にも必要な、リーダー性を的確に表していると思います。
最も必要な点は「この人にならついていきたいと思う尊敬の心」でしょうか。

この言葉を読み、みなさんはどんな雰囲気の人物像を描きましたか?
おそらくは
“心の芯がしっかりとした穏やかで落ち着いた人 ”“ 威厳があり堂々とした人” “ 姿勢が良く凛とした人 ”“ 自信を持ち生き生きとした人 ”
など、このような人になりたい!と思えるような、とても良いイメージ像だと思います。
その全てが正解です。
犬も人と同じであり、心から信頼できるリーダーとはこのような人物なのです。

 

問題行動を減らせるかどうかは、飼い主次第!

犬が従順な心で暮らしてゆくには、心の安定した人間のリーダーが必要です。
群れで暮らし、従う側のエネルギーを持って産まれてくる犬にとって、良きリーダーがいないということは心が不安定になります。
危険であるか無いかなど、ルールが決められた中で暮らすことは犬にとって安心出来ることです。
そしてルールがあるからこそ、その中で行なって良い自由ということも学びます。

人間がリーダーになっていないと

犬は「自分がリーダーにならなければ!」と思い、

群を従わせようと頑張ります。

しかし、人間は犬のルールに従って暮らすことはできません。
犬は過度なストレスにより、支配欲や攻撃性が出たり、指示に従わなくなったりと様々な問題行動を起こすようになります。
犬は、人間中心の社会で暮らしていかなければなりません。
その為、犬ではなく人間がリーダーになり、犬へ信頼と安心を与えることが大切です。
犬と共に楽しく充実した暮らしをおくるには、最も重要なことだと思っています。

 

飼い主と愛犬がそっくり!それには理由が・・・

犬はリーダーである人の真似をして学んでゆきます。
「犬は飼い主に似る」と言いますが、的を得た言葉だと思います。
心の安定した飼い主さんの愛犬は問題行動が少なく、心の不安定な飼い主さんの愛犬は問題行動が目立つことが多いです。
犬は人間の心理状態をすばやく読み取りますので、飼い主さんの精神的な安定が重要になります。


引用:カラパイア〜日本人の飼い主とその犬は目が似ていることが判明〜

愛犬にとって良いリーダー(飼い主)となる5つのポイント

  1. 犬を落ち着かせるには、まずは自分が落ち着いていること
  2. リーダーのイメージをしっかりと心に描く
  3. 心の状態・歩き方・姿勢・立ち振る舞いなど、リーダーの人物像になりきる
  4. しつけなど困った時はイメージのリーダーならどうするかな?と考えてみる
  5. 犬のしつけやトレーニング・気持ちなど知識でも学び、自信をつける

 

 

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