表情豊かな雪割草。
人工的な交配ではなく、古くから自然として様々な表情の花を咲かせてきました。その花の表情の多さに、素人では同じ雪割草だとは気づかないこともあります。
雪割草は、自身で育てて行くことが非常に大変な草花として知られています。それゆえ雪割草には価値と魅力があり、手塩にかけ育てた分、しっかり応えてくれるところが育てがいのある植物です。
近年では園芸も参観に行われ、“雪割草マニア”と呼ばれる園芸家さんたちもいらっしゃいます。
雪割草とは?
高山植物で、雪国の野山に咲く花です。
雪をかき分けて、どの花よりも早く咲くということから雪割草と呼ばれています。
まだ雪が残る寒い時期に、ピンクや紫、白などといった綺麗な花を咲かせてくれる可憐さ。
この時期、とても人気の花となっています。
オオミスミソウという、雪割草の中でもポピュラーな種類。
新潟県を中心とする日本海側の雑木林の斜面や山地の林床に林床に多く生育しています。
新潟県では県の草花に指定されています。
オオミスミソウは他の雪割草の種類と比べ性質が丈夫です。
カラーも赤、紫、白、ピンクとバリエーション豊富。
さらにその丈夫な性質を生かし、交配により様々な美しい花を作り出すことも出来ます。
雪割草を育てるポイント
雪割草は多年草です。
花が咲いている時期は、日当たりの良い場所に置きます。
花が花が終わったら根元から茎ごと花を切り取ります。その頃には新芽が出てくるので肥料を与えます。
日差しが強くなる時期時期に、日陰へと移動し水やりをし続けます。
十分に成長した後は、株分けをすることも可能です。
雪割草が見れるオススメスポット
大崎雪割草の里
所在地:新潟県柏崎市西山町大崎
詳しい情報はこちら→新潟観光ナビ
参考文献:みんなの趣味園芸/中越植物園山野草の育て方/国営越後丘陵公園