【世界遺産】日本三景の1つ厳島神社(広島県)

広島の厳島神社といえば、「安芸の宮島」とも言われ、広島湾に浮かぶ世界遺産として有名ですね。

その姿はとても美しく、日本三景の1つにも数えられています。

交通案内

厳島神社へは、JR宮島口駅よりフェリーで約10分かかります。広島空港からであれば、リムジンバスで広島駅まで約50分。

広島駅から宮島口駅まで約25分ほどです。世界遺産と有名なだけあり、駅からフェリー乗り場までも人が多く、日本語だけでなく英語でも観光案内があるので迷わずいくことができます。

厳島神社の見どころ

嚴島神社は海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、

平安時代の寝殿造りの建築美で知られ、極楽浄土を現したもの、竜宮城を思わせる美しさともいわれています。

神社が浜に創建されたのは、島全体がご神体とされ神聖視したためとみられており、その美しさはまさに息をのむでしょう。

大鳥居

なんといっても、海面に堂々と建っている朱塗りの大鳥居が目を引きます。大きさは、奈良の大仏と同じくらいあり、高さ16m、重量約60tと巨大な造りです。

根元は海底に埋められているわけではなく、松材の杭を打って地盤を強化し、箱型の島木内に石を詰め加重するなど、鳥居の重みだけで立っています。

廻廊

朱く、綺麗な長い廻廊も注目箇所です。床板の間に目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め、海水や雨水を海へ流す役目を果たしています。

人が多いため、人がいない時を写真に撮ることは難しいですが、とても印象に残る場所です。

本殿

国宝。繊細かつ華麗な切妻両流造りで、正面には緑青塗りの引き違いの菱形の格子戸がはめられた本殿には、市杵島姫(いちきしまひめ)・湍津姫(たぎつひめ)・田心姫(たごりひめ)の宗像三女神が祭られています。屋根に神社の定番とも言える千木と鰹木を持たず、桧皮葺の屋根に瓦を積んだ化粧棟のスタイルを取り入れた寝殿造りならではの様式が特徴です。現在の本殿は元亀2年(1571年)、毛利元就によって 改築されたものです。

潮の干満による風景の変化

潮の干満により、その風景が変わります。干潮時には大鳥居まで歩いていくことができ、満潮時には船で鳥居をくぐることができます。インターネットでその日の潮の干満時間を調べることができるので、自分が見たい風景を決めて訪れると良いですね。

宮島での神社以外の注目箇所

厳島神社以外にも、宮島で観るところはたくさんあります!

町中にいる鹿

宮島には、町中に普通に鹿が歩いています。鹿がいる理由は、奈良公園から6頭が持ち込まれたものと、生き残りの鹿の子孫と、言われています。

焼きガキ

広島で有名なグルメといえば、牡蠣もあります。

宮島では、牡蠣で有名な料理店、その名も「焼きがきのはやし」があります。店名の焼きガキだけでなく、生の牡蠣料理も安い値段で堪能することができるので、予約してでも行きたいお店です。

変わり種もみじ饅頭

もみじ饅頭も広島で有名ですね。その中でも、特におすすめなのが「揚げもみじ」と「アイスもみじ」。

その名の通り、揚げてあるもみじ饅頭ともみじ饅頭の中がアイスなのですが、広島でしか食べることができない変わり種のもみじ饅頭です。

宮島に行った際には、食べ歩きに活用できますよ。

 

神社も、観光も、風景も、食も楽しめる広島の厳島神社。

是非、広島に行った際は寄ってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

瀬田 らん

20代後半女性。趣味は寺社巡り、旅行、御朱印集め。 【詳細プロフはこちら】