小さなことでも「褒める」という行為は信頼関係を結ぶ1番の近道です。
愛犬の心の様子をきちんと把握し、色々な “褒める” を使い分ける必要があります。
ルールを守っておりこうさんにしてる時、きちんと褒めていますか?
愛犬とより良い信頼関係を結べるよう「褒める」ということについて今一度学んでみましょう!
「褒める」は「ご褒美」
犬にとって”褒められた”という行為は”ご褒美”という行為になります。
犬は叱られたことよりも褒められたことの方が良く学びます。叱ってばかりのしつけにならないよう注意する必要があります。
子犬の時ははじめての事が多いので褒めやすい状況が多いですが、成犬や老犬になって当たり前にルールを守れている時も忘れずに褒めてあげて下さいね。
代表的な6つの褒め方
褒め方にもいくつかありますので参考にしてみてください。
- フードやおやつ・水をあげる
- 声をかける
- 撫でる・タッチする
- 目を合わせる
- 笑顔を向ける
- ボール遊びなど好きな遊びをする
上手に褒めるポイント
褒め方に強弱をつけて
褒め達人!
犬が少し強めに興奮して喜んでも良い状況の時は、飼い主さんも一緒になって分かりやすく大げさに喜んであげましょう。
そのまま落ち着いていて欲しい状況で褒める時は、目を合わせてニコッと笑いかけたり、ポンと触れてあげることだけでもokです。
ほんの小さなアクションでも充分に喜びが伝わり、これで良いんだな!と犬は安心し、学ぶことができます。
色々な状況で使い分けるようにしてみましょう。
褒める時の注意点
①興奮しやすい犬は、過度に興奮しない程度で褒める
尻尾をブンブン振って全身で喜びを表すことだけが、犬の喜び表現ではありません。穏やかに落ち着いていることも、とても幸せな喜びの表現です。
犬は落ち着いていることが正常であり、常に軽い興奮状態でいることは望ましくありません。穏やかに出来ている時に軽く褒めるという事を繰り返し、落ち着きを学ぶことが大切です。
声をかける行為が、一番興奮しやすいので気をつけましょう。
②犬の心理状態
褒めるという行為が、望ましくない行為を助長させることがあります。
はしゃいでいる犬を落ち着かせようと声をかけ過ぎていたり、怯えて怖がっている犬を励まそうと声をかけ撫でている状況を良く見かけます。
その行為は飼い主さんは叱っていたり励ましているつもりでも、犬にとっては “その心理状態を褒められていること”になります。
まずは飼い主さん自身が落ち着いてきちんとした対応をし、心の不安定な犬を褒めないように気をつけましょう。
「褒める」という行為から始まる信頼関係。
ぜひトライしてください。
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