「何かを記念に残したい」、「自分の思いを込めた作品を作りたい」
そんなクリエイティブな人には、一眼レフカメラを使った写真撮影がお勧めです。
趣味として一眼レフを選んだ理由
写真を始める動機は人それぞれだと思います。
旅先の風景を撮りたい、子どもの成長を記録したい、SNSにクオリティーの良い写真をアップしたい…
私の場合は夫の海外赴任に帯同するために長年勤めた職場を辞めることになり、退職祝いとして夫にカメラをリクエストしたことがきっかけです。
もともとコンパクトデジカメや携帯で写真を撮るのは好きでしたが、海外の風景をより良い一眼レフカメラで撮りたいと思いリクエストしたのです。
一眼レフカメラの面白さ
始めてみると、思いのほか写真撮影は奥が深く面白いものでした。
カメラの設定を変更することで色味や印象を変えることができ、レンズを換えることで見え方がまるで違ってくる世界は、ただ写すだけでなく「作る」という要素も取り入れられるクリエイティブなものでした。
仲間とカメラを抱えて出かければ、同じ場所で同じものを撮っても全く違った写真になる面白さ。
どんどん夢中になり、それに伴ってもっとしっかり学びたいと思うようになり、本を読んだり写真教室に通ったりするようになり、ますます写真撮影の魅力にはまっていきました。
知るに伴い、色々な付属品や新しいレンズ、ひいては上級機種のカメラが欲しくなるのは困ったものですが。
一眼レフカメラを初めて良かったこと
写真を通して仲間ができました。
セミナーや写真教室で知り合った人達とは撮影遠足に行ったりします。
メーカーの投稿サイトでネットを通した交流や学び合いもあります。
友人との集まりにカメラを抱えていけば、やはり携帯カメラとは違う写真が撮れ、それをラインなどで送って感心や感謝をもらうのも嬉しいことです。
時間がある時にカメラを持って外に出れば、自然と長時間のウォーキングになります。
花がひとつ咲いていれば角度を変え、レンズを換えて撮る…とにかくカメラがあれば退屈知らずなのです。
カメラは精密機械ですから、保管や扱い方に気を付けるべき点はありますが、基本的なことを押さえれば、ものぐさな部類に入る私でもさほどの面倒はありません。
一番手軽な芸術活動
以前は絵を描くのが好きでした。
心動かされるものに出会い、それに自分の思いも込めて残したい…しかし素人が絵を描くのは時間的にも技術的にもとてもハードルの高いことでした。
一方、写真ならカメラさえあればシャッターを押すだけです。にもかかわらず、構図を変えたり色調を変えたりして自分だけのオンリーワンにすることがとても容易にできるのです。
設定次第で目には見えない一瞬を捕えたり、動いていく時間の流れを1枚の写真に収めたりできる驚きや不思議も魅力です。
今では、写真はもっとも手軽に始められる芸術活動だと思っています。
手軽に何かを記念に写しておきたいだけの人にも、自分の思いを込めた作品を作りたい人にも、カメラの趣味は声を大にしてオススメ出来る趣味です。
カメラと出会って第2の人生謳歌中。趣味の旅行はいつも愛機と一緒です☆