美しい風景を美しく撮りたい…誰しも思うことですよね。
が、シャッターを切っても思うように撮れないことが多いのも事実です。
そんな時にフィルターと三脚があればかなり事情が変わってきます。
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フィルターの種類
一番初めに買うことが多いのは「保護フィルター」です。
これはレンズが傷つかないように保護するカバーのようなものです。
他のフィルターを付ける時以外は常時付けておくと良いでしょう。
「PLフィルター」は反射光を取り除いて色彩コントラストをはっきりさせるものです。
青空がかすんだように白味がかってしまったり、薄い色の花が思うような色に撮れなかったりする時に使うとくっきりと撮れる、風景撮影には強い味方です。
また、水面やガラス面の反射や映り込みを軽減してくれる、用途の広いフィルターでもあります。
回転枠が付いているので、回してちょうど良いところに調整します。
「NDフィルター」には濃い色が付いており、カメラに入って来る光量を減らす働きがあります。
わざわざこのようなフィルターを付けるのは、シャッタースピードを遅くしたいためです。
そうすることで、水の流れを滑らかに写したり、動くものの軌跡を写真に残したりすることができ、表現の幅が大きく広がります。
NDフィルターにはND8(光量を8分の1に落とす)、16、32…などたくさんの種類がありますが、はじめはND8か16を使うと良いでしょう。
PLとNDがよく使用するフィルターですが、面白い効果を得られるフィルターもあります。
「クロスフィルター」は点光源に光芒をつけ、きらびやかに見せる効果があります。
イルミネーションなどが華やかに撮影できます。
光芒も4本、6本…など様々です。
ふんわりソフトに仕上げる「ソフトフィルター」や近づいて撮れる「マクロフィルター」などもありますが、これらの機能はカメラ本体に内蔵されているものも多いので、フィルターを買う前にまずカメラの機能を使ってみましょう。
▷▷#11加工機能とシーンモード
三脚
NDフィルターを使う場合や夜景など暗い所での撮影は、シャッタースピードが落ち、手持ちではぶれてしまうので三脚が必要となります。
また、明るい場所での撮影でも、望遠やマクロではぶれやすくなるので三脚があれば便利です。
価格も機能も幅広いラインアップの中から、どのような三脚を選べば良いのでしょうか。
カメラが大きく重ければ、それに耐える頑丈な三脚が必要です。
屈まずに撮影できる高さがあるか、カメラの取り付けがスムーズにできるか、角度調整はしやすいか、持ち運びに便利か…人それぞれに条件もこだわりも違ってきます。
十分に比較検討して自分の好みに合う1台を見つけてください。
まとめ
フィルターと三脚は特に風景写真を撮る時に活躍します。
用具が増えて大変な一面もありますが、写真に幅が出て楽しみも広がってくるはずです。
カメラと出会って第2の人生謳歌中。趣味の旅行はいつも愛機と一緒です☆