子供の居ない家庭の主婦にとって、自分の価値を問われること、
又は自身で問うことはいくらでもあると思います。
わたしもまた、そのうちのひとりです。
結婚して、夫婦2人の生活を送るようになると、時間がとてもあるということに気づきます。
( ̄へ ̄|||) ウーム
時間がとてもあるにも関わらず、こなす家事が少ないために、
結果時間を持て余すことになります。
ウーム ( ̄へ ̄|||) ウーム
結婚する以前は、
学校を卒業して結婚するまでの期間は正社員として働いて居た時期があります。
持っていた資格と、勤務先の関係で割とすぐに、
俗にいう”管理職”という立場で仕事をしていました。
それなりの責任と職務をこなす毎日でした。
ε≡Ξ≡Ξ≡Ξ≡Ξ≡ヽ(;゚〇゚)ノアウアウ
月日が経つに連れて、立場が上がり否応無しについてくる責任は重くなってきました。
激務だな・・・と思いつつ、自分の仕事に誇りを持ち日々自分の仕事に打ち込んでいました。
ヾ(゚ー゚ヾ)~アッチヘフラフラ・・・~(ノー゚)ノコッチヘフラフラ,,
その時代、年収はおおよそ280万前後でした。
独身の一人暮らし。十分な額でした。
結婚し、専業主婦で無収入のわたし。
孤独感と戦いながら収入を得ていない自分をなんとか肯定化しようとします。
一体、わたしの価値はいくらなのか・・・。
Contents
無償労働の貨幣評価
人間の営みは、市場で労働力を提供して対価を得る有償労働に加えて、
家庭内での家事や社会的活動といった家計の構成員や
他人に対して行う対価を要求しない無償労働も含まれている。
社会は有償労働のみならず、無償労働によっても支えられている。
そして、無償労働については女性の果たす役割が大きいとされている。
賃金を得て働く人が有償労働で、賃金を得ない家事をする人が無償労働。
イメージ的には、
外で稼いでくる家族と専業で家事をする家族
ってところでしょうか。
φ(゚-゚=)フムフム
国民経済計算(SNA)は、基本的には市場を介した経済取引を記録する体系であるため、有償労働はその対象に含まれているが、
無償労働は経済取引と認められていないことからその対象には含まれていない。
ふ〜ん((φ(-ω-)〜なるほど
わたしのしている主婦って、無償労働に当てはまるわけねφ( ̄∇ ̄o)
しかしながら家計は、
市場で購入した財・サービスと自らの無償労働とを組み合わせることにより、自らが消費する財・サービスを自らが生産しており、
こうした家計による非市場生産を無視することができないことから、
欧米諸国では、国民経済計算とは別に無償労働を貨幣評価し、
国内総生産(GDP)と比較する等の試みがすでに実施されている。
言ってること、チョムズなんだけど((φ(~∇~*)🌀
要するに、
旦那さんが稼いだお金を使って私が買い物したら、その金銭で経済を流通させてるから、
何気に私も社会参加している
という事かしら((φ(~∇~*)⁇⁇
で、そのことに対して、欧米諸国ではすでに、無償労働がどれだけの賃金に値するか
調査されてるってことでしょ?
φ(*’д’* )でしょでしょ?
わが国でも、少子化、高齢化といった経済社会の環境変化が生じているが、
育児、介護は無償労働として家計の担っている役割が大きな分野と考えられるため、その貨幣評価額を推計する意味は大きいと考えられる。
育児だって介護だって、誰かがやらないといけないことだもんね。
育児や介護が理由で、賃金を稼ぎに行けない人も多いと思うし、
育児や介護をしてくれる人がいるからこそ、賃金を稼ぎに行ける人もいるよね。
育児や介護を、外部に委託すれば当然料金が発生するけど、家族がすれば無料だもんね。
φ(*’д’* )でしょでしょ?
じゃあ、無料で行われている家族の家事はどうやってお金に換算されているの?
“φ(・ェ・o)?
家事を賃金に換算する方法は3種類
無償労働の貨幣評価額の計算は、具体的には
「(年間の)無償労働の貨幣評価額=
(年間の)一人当たり無償労働時間×時間当たり賃金×人口」
で表されるそうです。
φ(゚-゚=)フムフム
無償労働した賃金は、家事に費やした時間をベースに評価されるそうです。
無償労働の貨幣評価額を推計するにあたって、家計が行う家事や社会的活動が産み出すサービスの価値を直接把握し、評価することが困難なことから
と、いうのが理由だそうです。
正直私はあまり理解できていないってゆう・・・(~∇~*)笑
まあ、その計算をベースにした算出方法の3つがこちらになります。
1、機会費用法(OC法)
家計が無償労働を行うことによる逸失利益(市場に労働を提供することを見合わせたことによって失う賃金)で評価する方法である。無償労働を行った者の賃金率を使用するため、評価額には、男女間の賃金格差などが反映し、無償労働の内容ではなく、誰が無償労働を行ったかで評価が変わりうる。賃金換算の際には、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の産業計(性別・年齢階層別)所定内平均賃金率を用いる。
引用:内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部 地域・特定勘定課
〜家事活動等の評価について -2011 年データによる再推計- より〜
本来、私が仕事に出ていたら稼いでくるであろう賃金を、
専業で主婦を行なっているために逃してるお金。
例えば、私が会社勤めをしていて月に10万円の給料をもらえているとしたら
専業主婦業も月に10万の価値に相当するという事。
本来、私は10万稼げるけど、主婦してるから稼いでこれないんだからね!って感じ?
“φ(・ェ・o)フムフム
2、代替費用法スペシャリストアプローチ
(Replacement Cost method, Specialist approach:RC-S 法)家計が行う無償労働を、市場で類似サービスの生産に従事している専門職種の賃 金で評価する方法である。ただ、家計と専門職種では、規模の経済性や資本装備率 の違いによる生産性格差が存在する。賃金換算の際には、厚生労働省「賃金構造基 本統計調査」の職種別所定内平均賃金率を用いる。
引用:内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部 地域・特定勘定課
〜家事活動等の評価について -2011 年データによる再推計- より〜
代替費用法(RC-S法)は、家事をそれに似たサービスとして当てはめて見るという事。
洗濯だったらクリーニングとか、掃除だったらダスキンとか、そんな感じでしょうか。
“φ(・ェ・o)フムフム
3、代替費用法ジェネラリストアプローチ
(Replacement Cost method, Generalist approach:RC-G 法)家計が行う無償労働を家事使用人の賃金で評価する方法である。ただし、家事使用人は、家計の無償労働のすべてを行うわけではない。賃金換算の際には、既存の 調査結果などを基に、家事使用人の賃金率を推計して用いる。
引用:内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部 地域・特定勘定課
〜家事活動等の評価について -2011 年データによる再推計- より〜
代替費用法(RC-G法)は、使用人とか家政婦さんの給料に見合わせて算出する方法です。
“φ(・ェ・o)フムフム
で、結局どれくらいの算出になるのでしょうか?
1、機会費用法(OC法)のマイの場合
私が以前、正社員でバリバリ働いていた時の年収が約3,220,000円(ボーナス2ヶ月含む)
1ヶ月の給料で大体23万でした。
ですので、
1ヶ月の主婦業の総支給月給は23万円
1年の年収は3,220,000円(ボーナス含まない)になります。
2、代替費用法(RC-S法)のマイの場合
私が主婦として行なっている家事がこちらσ゚ロ゚)σ
◯食事支度:朝30分/昼(土日)40分/夜1.5時間/お弁当準備を毎日行なった場合20分
⇨合計2.5時間
◯掃除:たまにまとめてするけど、1日1時間行なった場合
◯洗濯:30分(回している時間は抜く)
◯買い物:たまにまとめてするけど、1日1時間行なった場合
◯家計の切り盛り、雑務:1日1時間行なった場合
◯合計の時間:約6時間
です。
だいたいの感じね(・ω・)ゞ
1日のトータル時間は約6時間・・・
ビミョーーーー( ̄▽ ̄;)
仕事に出ていたら、6時間てのはとても微妙な時間ですね
ウンウン^^;
これらの家事を、専門の仕事に当てはめてみます。
それがこちらσ゚ロ゚)σ
◯食事支度:調理師を行なっている知人より参考、時給約900円
◯掃除:宮城県のダスキン求人より参考、時給約780円
◯洗濯:近隣のクリーニングの求人参考、時給約770円
◯買い物:イオン宅配が5000円以上で送料無料なので1回の依頼で5,000円とする
◯家計の切り盛り、雑務:以前私が受けようとした事務パートの求人が時給1000円だった
私の家事と専門職とを照らし合わせてみますネ!
こちらσ゚ロ゚)σ
◯食事支度:時給約900円×2.5時間×30日=67,500円
◯掃除:時給約780円×1時間30日=23,400円
◯洗濯:時給約770円×0.5時間×30日=11,550円
◯買い物:5,000円×1ヶ月に4回頼む=20,000円
◯家計の切り盛り、雑務:時給1,000円×1時間×30日=30,000円
◎合計、152,560円(1ヶ月の給料)
◎年収に換算すると1,830,720円(ボーナス無し)
と、なりました笑
それなりーーーー∑ヾ( ̄0 ̄;ノ オーット!笑
わしそれなりに稼いでるーーーー∑ヾ( ̄0 ̄;ノ オーット!笑
意外すぎてビックリ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ オーット!
3、代替費用法(RC-G法)のマイの場合
私が、家政婦をしたら・・・
┃電柱┃_・)ジー
家政婦の時給が1時間、1,000円とありましたので
1,000円×6時間×30日=18,000円
1ヶ月の主婦業の月給は18万円
1年の年収は2,160,000円(ボーナス含まない)になります。
専業主婦マイの価値は180万〜320万くらいらしい
はい。
久しぶりに頭をひねって計算しました笑
・・・( ̄. ̄;)エット( ̄。 ̄;)アノォ( ̄- ̄;)ンー
計算方法は3通りあり、どの算出方法も納得できる算出方法でした。
180万〜320万てなると、幅がだいぶありますね笑
こうやって、家事と家事にかかる時間を細かく分けて時間と賃金を当てはめてみましたが、
なんとなくこんなに頂いては恐れ多い感じがします。
私の場合はですが(^^;;
私の場合は、何をするにも時間がとっても自由です。
やりたくなきゃやらなくてもいいし。
( ̄ー ̄)ノ” ゜ ポイッ
しかし、実際、こういった方法で自分の価値を見出すことも可能なわけです!
世の中の報われない主婦・主夫様にはぜひ算出してみていただきたい!
p(#^▽゚)q
自分にはこれだけの価値と仕事量があるっていうことを
自分で知ることがてきるというのはとても大きな自信につながるハズです!
p(*^-^*)q
私自身、自分にこれだけの金額がついてくると思ってなかったし、
算出し終わった今でも自分にそんな価値があるとは思っていませんが笑
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-
こうやって日の当たらなかった主婦業にスポットライトを当ててくれるのは
ありがたいことだと、思っています
y(^ー^)y
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