神奈川県鎌倉市にある、相模国の一宮神社でもある鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)。
観光名所である鎌倉駅から近いこともあり、参拝のあとに近くを観光してみるのもおすすめです。
今回は、そんな鶴岡八幡宮の魅力をお伝えします。
ご由緒
「武士道」に代表される日本人の精神性の元となっている、源頼朝ゆかりの神社です。
1063年、源頼義が奥州平後鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
源氏再興のため、1180年由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地へうつし、1191年には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心としました。
現在の御本殿は、若宮とともに国の重要文化財に指定されています。
交通案内
JR鎌倉駅・江ノ電鎌倉駅ともに、徒歩10分。駅の改札口には大きく「鶴岡八幡宮方面」と書かれており、駅を出てからもいたるところに案内地図があるため迷うことはまずないでしょう。
御朱印
御朱印人気が出て、御朱印を頂く方が増えたためか、社務所ではなく、左側に「御朱印受付所」があります。多くの人が並んでいるため、すぐ分かるでしょう。
並んでいる方も多いですが、書く方も多く、回転率は早いです。私が行ったときは、書く方は5人、それとは別に列を整理したり、裏で仕事をしたりする補佐の方が2人いました。
書く方も多いため、字の雰囲気が書く人により違います。何度でも訪れたくなる理由の1つですね。
注目する場所
鶴岡八幡宮で是非注目してほしい場所は、本宮にある「八幡宮」の文字です。
鎌倉といえば、鳩サブレが有名ですよね。実は、それは鶴岡八幡宮と深い関わりがあることはご存知でしょうか。
鶴岡八幡宮では、「鳩」が神の使いとされています。八幡宮は、鎌倉だけでなく大分県宇佐神宮、京都府石清水八幡宮など全国にありますが、これらの八幡宮を移動させる際に、鳩が道案内をしたと言われています。
鳩サブレの販売店である豐島屋のHPには、「もともと、鶴岡八幡宮を崇敬していた初代は、八幡さまの本殿の掲額の(八)の字が鳩の抱き合わせであり、境内に一杯いる鳩が子供達に親しまれているところから、かねて「鳩」をモチーフに何かを創ろうと考えていました。」 と書かれています。
「八幡宮」の文字をよく見ると、「八」の字が鳩になっていることが分かりますね。
おすすめの観光場所
参拝のあとは、鎌倉観光といきましょう!
鎌倉には観光場所が沢山ありますが、その中でも絶対行くべき場所を紹介します。
小町通り
鎌倉駅から、鶴岡八幡宮に向かう間に、「小町通り」という通りがあります。お土産屋からファッショングッズ、食事場所や食べ歩きも楽しむことができます!
鳩サブレ本店~洋菓子店
鎌倉で有名な鳩サブレ。馴染み深い鳩サブレ本店の向かい側に、ひっそりと洋菓子店があります。実は、ここでじか食べることができないアイスが一押し。
その名も、「置き石アイス」。バニラアイスに、砕いた鳩サブレが混ざってあり、絶品です。
最後に
鶴岡八幡宮と鎌倉めぐり。1日中いても時間が足りないくらい、楽しむことができます!